ChromiumベースのEdge使ってみた

はじめに

ChromiumベースのMicrosoft Edgeがまるごと流出したらしいのでそれを (某コピー大国から) 入手して使ってみました。

ダウンロードした実行ファイルの詳細はこちら。

ちゃっかりマイクロソフトの署名が入っているので改ざんされているということはなさそうです。

バージョンは75.0.109.0で22日に作成されたみたいです。

証明書も本物なので偽造ではないでしょう。

起動してみる

実行ファイルを起動すると管理者権限を求められることもなく、サラッとデスクトップにアイコンが生成されました。スタートにも追加されています。

これを起動するとあらビックリ。

現在利用しているChromeのブックマークを引き継いでいます。

ちなみにedgeは以下の通り一切使っていません。

chromiumとファイルを見比べると余計なものが増えた印象です。

メニューバー

履歴

なんだか知りませんが、chromeの履歴を読み込んでます。

保存先が一緒なのかな?

拡張機能

拡張機能を入れようとするとマイクロソフトストアに誘導されます。

もうすでにインサイダーとして拡張機能が用意されています。

adblockをゲットしてみます。



入りました。

試しにChromeのアプリストアを開くと上に何やら表示されます。

どうやら左下にマイクロソフトストア以外からインストールするためのチェックボックスがあった模様。

リロードし直すと、「Chromeに追加を選択するだけで簡単に拡張機能をChromeストアから追加できるよ」とのこと。

LINEでも入れてみます。

入りました。

ログインはしませんがChromeのアプリストアを入れることができました。

ベンチマーク

https://web.basemark.com/

でベンチマークを行ってみました。

edge(chromium)

内部のバージョンは75.0.3739.0のようです。

最新のchromiumが 75.0.3747.0なので比較的新しいでしょう。

Chrome 73

ふーん

edge

ボロクソですね。webgl2.0に対応してなかったんかお前・・・

設定の項目

以下のようになります。Chromeと違い全部一気に表示されないみたいです。

your profile

最初からマイクロソフトのアカウントでログインしています。

試しにログインしてみると、MSアカウントが選択できます。

appearance

見た目の設定です

on startup

edge起動時の動作です。

privacy and services

site permissions

downloads

設定としては保存先を選べるだけです

languages

言語選択自体は可能ですが、英語のままです。

日本語にはまだできないようです。

chromiumの言語パック使うと面白くなります。

printing

system

reset settings

about

自動更新の機能もある模様

Chromeは自動で更新する機能がありますが、edgeも何やら更新しようとしている模様。

開発者ツール

ChromeにはF12キーで開発者ツールが利用できますが、表示がVScodeライクになってます。いや寧ろVScode?

まとめ

MS面に染まったChromeだけど、染まりきれていない的な?

おそらくですが、Chromeと同じ保存場所を利用していると思われる挙動がいくつかあります。

このままリリースすると競合するかもしれません。